【パーキンソン病の代表症状 ~リハビリが有効な理由~】

【パーキンソン病の代表症状 ~リハビリが有効な理由~】

こんにちは!相談員の森田です!

今回のお役立ち情報は、パーキンソン病についてお話ししていきます!

 

パーキンソン病は、中枢神経系に影響を与える進行性の神経変性疾患です。パーキンソン病は脳内のドーパミンを生成する黒質という神経細胞が減少することで発症します。

ドーパミンは、運動制御や感情の調整に重要な役割を果たしており、ドーパミンが減ってしまうことでパーキンソン病の症状を引き起こします。

パーキンソン病は、中枢神経系の変性疾患としては、アルツハイマー病の次に多い病気です。以下の割合でみられるようになります。

40歳以上の人の約250人に1人

65歳以上の人の約100人に1人

80歳以上の人の約10人に1人

パーキンソン病は一般的に50~79歳の間に発症します。まれに、小児や青年が発症することもあります。

 

【主な症状】

パーキンソン病の症状は徐々に進行し、以下のような特徴があります:

  1. 振戦(しんせん)
    • 手や足、顔などが震える症状です。特に安静時に顕著に現れます。
  2. 筋固縮(きんこしゅく)
    • 筋肉が硬くなり、動きがぎこちなくなる症状です。関節の動きが制限されることもあります。
  3. 動作緩慢(どうさかんまん)
    • 動作が遅くなる症状です。歩行や日常動作が困難になることがあります。
  4. 姿勢保持障害
    • バランスを保つことが難しくなり、転倒しやすくなります。

 

【パーキンソン病の代表的な治療方法】

・内科治療として薬を服用

・外科手術で運動機能の改善

・リハビリ(運動)による機能改善・進行の予防

 

【パーキンソン病は進行する前から対策を!】

パーキンソン病は進行性の病気ですが、運動・リハビリによって症状の進行を遅らせることは十分に可能です。

まず、注意したいのは姿勢です。パーキンソン病の特徴的な姿勢(頭が前に出る、背中が丸くなる、など)を知り、姿勢を改善しないと、リハビリ運動が困難になります。伸びている筋肉を縮め、縮んでいる筋肉を伸ばすことにより、筋肉を柔らかくすることによって、姿勢を良くします。

次に、リハビリを行っていきます。有酸素運動、ストレッチ、筋力を維持するためのトレーニングなどをバランスよく組み合わせたメニューをこなすことで、運動機能の回復が見込めます。

もちろん個人差はありますが、まずは継続した取り組みが大切になります。また、初期のリハビリが非常に重要です。症状が進行してしまうと、効果が弱まってしまう可能性が高いからです。

 

【リハビリ特化の老人ホーム】

リハビリは回数を多く行うことをお勧めします。また、1回のリハビリで硬くなっている筋肉をしっかりと解し、動かしやすい状態をつくっていくことが大切です。その結果として神経からの伝達速度が保たれ運動の滑らかさがでます。

弊社では兵庫県神戸市でパーキンソン病に対応した、リハビリに特化型の介護施設・老人ホームの案内、見学等も行っております。

継続的にリハビリを続けながら、安心して老後の生活を送ることをご検討の方は、遠慮なくご相談くださいませ。

円か 相談員
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