施設入所体験談：新しい生活の始まり

兵庫県神戸市にある、サービス付き高齢者向け住宅にご入居された方の体験談をお届けします。新しい生活の始まりには、期待と不安が入り混じるものです。この記事では、実際にご入居者様の声を通じて、きっかけからご入居後まで、リアルな体験を共有いたします。

【ご入居のきっかけ】

T様は、80歳を迎えた頃から体力の衰えを感じ始め、要支援2の認定を受け、神戸市内で独居生活を続けていました。自宅で転倒し、起き上がれないまま、翌日のデイサービスの送迎時に発見されるまで一晩を過ごすことがありました。その一件から、一人暮らしに対する不安が一層強まり、施設入居を検討するようになりました。ご家族様は兵庫県内の他市に住んでおり、仕事があるため頻繁に訪れることが難しく、月に一度訪れてくれるものの、日常のサポートが難しい状況でした。

そこで、ご家族様はケアマネジャーを通じて、私たち円かの相談員に相談。ケアマネジャーと連携し、T様に最適な施設を探すお手伝いをさせいただくことに。神戸市内のサービス付き高齢者向け住宅をいくつかご紹介し、見学の手配や見学同行、入居手続きのサポートを行わせていただきました。最終的に、T様はご家族様と相談の上、ご家族様のお近くに住み替えられ、安心して生活できる施設にご入居を決意されました。ご家族様も自宅から近くなり、訪問がしやすくなり、お喜びになられる結果となりました。

【新しい環境への適応】

ご入居当初、サービス付き高齢者向け住宅での生活は、自宅とは大きく異なるため、T様は新しい環境に慣れるのに時間がかかりました。しかし、施設のスタッフや他のご入居者様との交流を通じて、少しずつ新しい生活に馴染んでいきました。特に、部屋のお隣の方とはすぐに打ち解け、毎日の散歩や地域のコミュニティ活動に一緒に参加するようになりました。「お隣の方と一緒に地域のイベントに参加したり、散歩をしたりする時間がとても楽しいです」とT様は笑顔で語りますまた、食事がバランスよく提供されるので、健康管理がしやすくなり、生き生きと過ごされ、週に一度の半日のデイサービスも利用し、外部とのつながりも保たれています。

【ご家族様との関係の変化】

サービス付き高齢者向け住宅にご入居したことで、ご家族様との関係にも変化がありました。T様は、「ご家族様が週に一度訪れてくれるので、孤独を感じることはありません。むしろ、ご家族様との時間がより大切に感じられるようになりました」とお話しされます。ご家族様が近くにいる安心感が心の支えになっているそうです。

【まとめ】

サービス付き高齢者向け住宅へのご入居は、大きな決断ですが、新しい生活の始まりでもあります。T様の体験談からも分かるように、施設での生活には多くのサポートと楽しみが待っています。これからサービス付き高齢者向け住宅へのご入居を考えている方々にとって、少しでも参考になれば幸いです。

兵庫老人ホーム介護施設紹介センター「円か」では、施設の皆さまと密接な連絡を取りながら、豊富な現場経験を持つスタッフがご利用さまと施設へ一緒に訪問し、施設へのご入居を無料サポートします。