介護保険の基本~介護保険ってどんな仕組み?~ part1
こんにちは!
今回は、介護保険について簡単でわかりやすくお話ししていきます!
①介護保険とはそもそもどういった仕組みなのか?
②介護サービスを受けるにはどうすればよいのか?
この二点を今回はお話をさせていただきます。次回続きますのでお楽しみに!
介護保険は、私たちが将来介護が必要になったときに助けてくれる、とても大切な制度です。でも、「どんな制度なの?」「どうやって利用するの?」と気になる方も多いのではないでしょうか?
ここでは、介護保険の基本と、介護サービスを受けるまでの流れを簡単にご説明します。
◎介護保険とは?
介護保険は、超高齢化社会に対応するため、2000年にスタートしたまだまだ新しい制度です。
日常生活で誰かの手が必要な困難が生じたときに、必要な介護サービスを受けられるよう、40歳以上の人が加入する公的な保険制度です。介護が必要になった方と家族を社会全体で支える仕組みとなっています!
〇介護保険の対象者
介護保険は、年齢によって以下の2つのグループに分けられます。
- 65歳以上(第1号被保険者)
- 加齢に伴う病気や障がいで介護が必要になった場合に利用できます。
- 40~64歳(第2号被保険者)
- 特定の病気(たとえば脳卒中やがん、関節リウマチなど)で介護が必要になった場合に利用できます。
〇介護保険で利用できるサービス
介護保険を使うと、自宅や施設でいろいろなサービスが利用できます。
一例として、ご自宅で受けられるサービスには以下のようなものがあります!
- 訪問介護:ヘルパーさんが自宅を訪問し、食事や掃除を手伝ってくれるサービス。
- 訪問看護:看護師が自宅を訪問し、体調管理や必要な医療行為を受けられてサービス。
- デイサービス:施設で日中過ごし、リハビリや入浴のサポートを受けられるサービス。
- ショートステイ:短期間施設に泊まって介護を受けられるサービス。
- 福祉用具のレンタル:車いすや介護用ベッドを借りられるサービス。
自宅以外でも、施設サービスやケアマネジャーの方がケアプランを作成してくれる居宅介護支援など、介護保険を利用したサービスは様々です!
必要なサービスを上手に使うことで、本人も家族も安心して生活を続けることができるようなサービスが充実しています!
◎介護サービスを受けるには?
介護保険を利用するためには、市区町村で「要介護認定」を受けることが必要です。この認定によって、どのくらいの介護サービスを受けることができるのか、判定されます!
〇要介護認定の流れ
- 申請する
市区町村の窓口で、介護保険の申請を行います。申請には、介護保険被保険者証が必要です。 - 訪問調査を受ける
調査員が自宅を訪問し、本人や家族に日常生活の様子を聞き取ります。たとえば「お風呂は一人で入れる?」「食事は自分で準備できる?」など、生活の細かい部分を確認されます。 - 主治医の意見書を提出
主治医に健康状態や持病についての意見書を書いてもらいます。 - 認定結果を受け取る
調査結果をもとに、要介護度(要支援1~2、要介護1~5)が決まります。結果が届くまでに約1か月かかります。
〇認定の結果で利用できるサービスが決まる
認定の結果が「要支援」または「要介護」に区分され、それに応じたサービスを利用できます。
- 要支援:軽い支援が必要な方が対象。介護予防を目的としたサービスが中心です。
- 要介護:介護が必要な状態の方が対象。訪問介護や施設利用など幅広いサービスが利用できます。
認定が下りればいよいよ、ケアマネージャーの方が担当について、その方専用のサービス計画を立てて、介護サービスを利用していくこととなります!
この続きは、次回の更新でご紹介するので、次回をお楽しみに!
◎まとめ
介護保険は、介護が必要になったときに本人や家族を支える心強い制度です。サービスを受けるには「要介護認定」を受けることが必要で、その結果に応じたサービスを利用できます。
不安なことがあれば、市区町村の窓口や地域包括支援センターに相談してみてくださいね。きっと親身になって対応してくれますよ!
兵庫老人ホーム・介護施設紹介センター 【円か】
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